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爆発の力を受け止め上下するピストンについて

犬02車のエンジンは、シリンダーの中でピストンが上下動しガスの吸入、圧縮、爆発膨張、排気の行程を行い運転しています。ピストンは、シリンダー内を往復する円筒形のもので、上面は燃焼室に直面し、高温・高圧を受け、側面はシリンダーの内面に接触しながら高速で往復摺動するため、軽くて強く、熱や磨耗に耐えられる素材(アルミニウム合金など、アルミダイキャストかアルミ鍛造)で作られています。ピストンの直径は、シリンダーの内径より小さく、ピストンの素材であるアルミニウム合金の熱膨張率がシリンダーの素材である鋳鉄の約2倍であることを計算した上で決められています。ピストンとシリンダーの間にはスムーズな摺動を得るため幾分かの隙間がありますが、そのままだとガスが隙間から漏れてしまいます。そのため、この隙間を塞いで気密にするためのリングが外周にはめられています。このリングのうち、上の溝にはめられるものを圧縮リング、下の溝にはめられるものを油リングと言います。油リングは、シリンダー内面に付いた油をかき落とす働きをします。クランクシャフトと連接する棒はコンロッドと呼ばれます。コンロッドには強い力が作用しますので鋼で鍛造されたものが多いです。

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